【2016年10月号】『新・仮面ライダーSPIRITS』第81話 感想まとめ

滝「結城が大首領もろとも竜に飲み込まれたぁ！？でどうなっちまうんだよ！！」 

村雨
「分からん‥‥只‥‥はっきりしている事は　
残る竜は‥‥あと一つ‥‥そいつが破壊される時‥‥
結城さんの命も砕け散る‥‥」 

JUDO「‥‥観せてもらおうか　異端（イレギュラー）の記録」 

京都大学 

ヨロイ元帥「結城くんですね　あなたの論文について話を聞かせてもらえませんか」 
結城「あなたは？」 

左胸の内ポケットからデストロンのマークが入ったカードを取り出す 

結城
「う‥‥ああ　ああｃっ申し訳ありません　僕はまだ組織の方と直接お会いしたことがなくて」 

ヨロイ
「いいえお気になさらずに　私とて単なる使いの者に過ぎません」 
「人間工学（エルゴノミクス）化学生物学（ケミカルバイオロジー）においても
君の発想には驚かされる事ばかりです」 

結城「ありがとうございます‥‥」 

ヨロイ「確か‥‥ユートピア原理でしたね」 

結城「！（歯を食いしばる）」 

ヨロイ「なぜ学会は君のソレを理解しようとしなかったのか」 

結城「おそらく私の講演が拙すぎたのでしょう　まだまだ未熟者です」 

ヨロイ「ククク　己は否定しても自らの学説は否定しませんか」 

結城「‥‥え？」 

ヨロイ
「ユートピアとは想像上の理想郷であり　現実には存在しない無何有郷」 
「しかし結城丈二、君の頭脳は　人間の進化を促す事によって
ユートピアを現実のものとすると説いた」 
「あらゆる環境に適応する為の肉体の強化　資源を侵さない統一された供給体型
　それこそが人類の未来に与えられた命題であると‥‥」 
「母なる地球との共存・共栄を望まんが為‥‥
幼くして孤児となった君らしい答えじゃないですか」 

学会で発表した時にありもしない世界の話と
罵倒された過去を思い出し凄い形相で下唇を噛む結城 

ヨロイ
「然もありなん‥‥ですか　
今を生き百年後に残っている者など0に等しいのですから」 

「飢えると解かっていても増殖を続け　
観ることのない核廃棄物の半減期は全て未来に押しつける」 
「短命の悪知恵それが人間の本質
結城丈二　我が主は君にこう伝えてくれと申ｔしています」 

「地球を救え──‥‥と」

ヨロイ「そのためのユートピア原理ならば　今まで通り我々は君への支援を惜しまない」 

涙する結城丈二「グ‥‥ふぐっ‥」 

ヨロイ「そして‥‥思う存分　人間を強きに導けばよい」 

立ち去るヨロイ元帥 

「弱い‥‥そして気に食わん　
首領は何故あんな男を組織に招こうとするのかまあいい‥‥
使えない奴と分かり次第いつでも‥‥」 

鎖のついた鉄球を振り回すヨロイ元帥のシルエット 

村雨
「JUDOが探っている　組織デストロンに入ってからの　結城さんの記録を‥‥」 

ヨロイ
「結城‥‥貴様は科学者グループのNo.1だ　いずれはデストロンの大幹部になる」 
「だが‥‥俺には邪魔な人物だ‥‥
俺の地位が危うくならん内に貴様を消す　まず腕から溶かぁす」 

結城「うわあああヨロイ元帥貴様あああ」 

ヨロイ「苦しめ‥‥脆け‥‥左腕も溶けるぅ」 

「脱走だ！！　裏切りだ！！　逃がすな殺せ──！！」 

カマクビガメ「キ─ッ　ライダーV3と違うな‥‥貴様　何者だ」 
ライダーマン「復讐の鬼だ」 

ロープアームでV3の足をキャッチしながら 
ライダーマン「待て！！ヨロイ元帥は俺の力で倒す」 
V3「馬鹿な」 

結城「知っていたのか　僕がライダーマンだということを
　僕も知っている‥‥風見志郎‥‥実はライダーV3」 

V3の握手を払い退け立ち去るライダーマン 

風見「結城目を覚ませ　君はデストロンを錯覚している」 
結城「‥‥‥言うな‥‥言うな！」 

殴りあう結城と風見

V3「とうとう見つけたぞデストロンの首領！！　V3必殺キック」 
身を挺して首領を庇いV3必殺キックを喰らうライダーマン 
ライダーマン「首領！！逃げてください！！」 

結城
「すまない風見　今はデストロンの悪も解った‥‥
しかしあの時は思わず‥‥自分の目の前で恩人がやられるのは見たくなかったんだ」 

JUDO
「‥‥ホォ　貴様は恩返しに我が罪を止めると言ったな
　恩ある故に　我を殺すと‥‥観せてみろその忠誠を」 

風見
「わかったよ結城　でももうあんなことはするな
　俺はあくまでデストロンを倒す　君も一緒に戦ってくれ」

ライダーマンの右手が巨大な竜の腕となりJUDOを掴む 

村雨「竜の質量が圧縮されて」 
アンリ「まさか」 
風見「結城」 

ライダーマン
「大首領　あなたは竜を次々と破壊して自らの強さを誇示してみせた
　だが‥‥こちらも十分に時間を稼げた」 
「これは完全に竜と同化した私の腕（アーム）だ　
あなたのイメージ通りに壊せやしない」 

村雨「だめだ結城さん　それは最後の‥‥」 

ライダーマン「覚悟はいいか　大首領　　我がデストロンに　栄光あれ」 

11月号に続く

そりゃーもちろん 
てっきり死んだと思ったライダーマンと大首領の前に立ち塞がるのは
主人公の仕事さね